輿石幹事長 挙党態勢狙い起用
小沢一郎元代表に近い輿石氏の起用で挙党態勢を構築する狙いがある。だが、マニフェスト重視を主張する小沢元代表との党内融和を優先した「内向き」人事により、政権運営に矛盾をきたしかねない。前原氏は記者団に「野党との交渉をしっかりやりながら、政策をまとめて日本を前に進めていく」と語った。民主党の野田佳彦代表(54)は30日、衆参両院本会議で新首相に指名された。
石破氏は「民主党結束と3党合意は元々、二律背反」と語り、民主党人事への警戒感をにじませた。記者団に「党を挙げての態勢を作り、しゃにむに働くための人事だ」と強調した。野田氏は党役員人事で輿石東参院議員会長(75)を幹事長、前原誠司前外相(49)を政調会長に起用することを内定した。元代表の党員資格停止処分については「(見直しを主張してきた)私の考えは変わっていない。
政調会長に起用した前原氏は外交・安全保障の分野で自民党の石破茂政調会長との親交があり、野党との政策協議の窓口となる。
野田氏は鳩山由紀夫前首相に近い平野博文元官房長官(62)を国対委員長、中間派の樽床伸二元国対委員長(52)を幹事長代理に起用。組閣は9月2日の見通し。輿石氏は「参院議員会長として支える」と固辞したが、野田氏は同日夕、党本部で輿石氏に「あなた以外は考えていない。
輿石氏は代表選で小沢元代表とともに海江田万里経済産業相を支持したが、幹事長の打診を受けた29日夜、元代表と相談し「受けた方がいい」と勧められていた。小沢グループは選挙の公認権や政治資金を握る幹事長ポストを求めてきた経緯があり、「幹事長を押さえたのは大きい」(中堅議員)と歓迎している。
野田氏は30日昼、国会内に輿石氏を訪ね、「幹事長は党内融和の象徴」と就任を要請。引き続き参院議員会長も兼務し、衆参両院の党運営・国会対策を取り仕切る大きな権限を持つことになる。
輿石氏は記者団に「ただ一つ、党内融和に全力を尽くす」と抱負を語った。引き受けていただかないとほかの人事も進まない」と説得し、輿石氏は「親小沢だ、反小沢だと言ってたら挙党態勢なんかできない」と注文をつけたうえで受諾した。同党幹事長を参院から起用するのは初めてで、自民党でも前例はない。民主、自民、公明3党は子ども手当の見直しなどを前提に11年度第3次補正予算案の成立に協力する合意を交わしており、野田氏は3党合意の順守を強調している。【松尾良、念佛明奈】
。民主主義のルールとして、時期をみて党内議論もされる」と見直しに前向きな考えを示した。
【なぜ輿石氏?】図説で見る民主党の党内人脈図
自民、公明両党には元代表の復権を警戒する声が強く、秋の臨時国会へ向け与野党協力に影響が出ることも予想される。
喫煙率が過去最低21.7% JT
日本たばこ産業(JT)が13日発表した2011年の喫煙者率調査によると、成人男女の喫煙者率は21.7%となり、過去最低を更新した。
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健康志向の高まりなどを背景に、最近3年間は年1ポイント程度のマイナスが続いていた。
男女別では、男性が2.9ポイント低下の33.7%、女性が1.5ポイント低下の10.6%だった。前年比2.2ポイントの低下で、マイナスは16年連続。昨年10月の大幅なたばこ増税が喫煙者のたばこ離れを加速させた形だ。喫煙人口(推計値)は2279万人で、前年比216万人減った。
首相 情報伝達の不手際認める
東京都の石原慎太郎知事が尖閣諸島(沖縄県)の購入計画を表明したことについては「政府は島の所有者とも連絡を取ってきた。【坂口裕彦、朝日弘行】
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衆院予算委は同日午前、首相と関係閣僚が出席し、外交・安全保障に関する集中審議を行った。中島正純氏(国民新党)の質問に答えた。真意を改めて確認し、あらゆる検討をしたい」と述べ、政府として民間の所有者の意向を確かめる考えを示した。午後は参院予算委員会で同じテーマの集中審議を開く。中谷元氏(自民)への答弁。野田佳彦首相は18日午前の衆院予算委員会で、北朝鮮による「人工衛星」名目の長距離弾道ミサイルに関して政府発表が発射の約45分後だった問題について「国民への情報伝達のプロセスには改善すべき点があったと思う」と述べ、政府の対応に不手際があったことを認めた。
【写真特集】北朝鮮ミサイル打ち上げ失敗 政府対応の図説も
また北朝鮮のミサイルなどを考慮し日本が独自に早期警戒衛星を持つ可能性については「防衛や森林火災対応を兼ねた利用方法や費用対効果の観点も含め、政府全体で検討すべきものだ」と語った。